9月 ホオのまな板
普段使いのものこそ良いものを
傷んだらすぐ買い替える。特に台所用品では安価なプラスチック製品が数多く見受けられるようになりましたが、手入れすることで長く使い続けられるものもあります。そのひとつが木のまな板です。表面を削ってきれいな面を出すことで清潔に使い続けることができ、何年も使うことで愛着も生まれます。何より刃が板にあたる「トントン」という心地よい音が使う人を愉しませてくれます。
「普段使いのものこそ長く使える上質なものを使って欲しい」という想いでつくりました。
プロの料理人も認めるまな板
9月の誕生木であるホオは、その大きな葉が古代より食器代わりに利用されてきました。殺菌作用もあり、落ち葉でも火に強いことから、今でも朴葉寿司や朴葉焼きといった郷土料理に使われていることで知られています。
今も昔も「食」に深く関わるホオでつくったまな板は、淡く緑がかった独特の色味に辺材部分(木の中心ではなく表側に近い部分)を少し取り入れることでコントラストが美しいツートンの色合いとし、敢えて片側は真っ直ぐに切り落とさず木の自然の表情を残しています。
また、ホオは水気に強く、きめ細かく柔らかい木質が包丁の刃を傷めないことから、プロの料理人からもまな板の材料として高く評価されています。刃当りが良い為、同じ包丁を使ってもプラスチック製のものと比べて切れ味が全く違うことが実感できます。山陰の木工作家さんが市場で原木から買い付け一つひとつ手づくりでつくっています。
使いやすさにこだわりました
2つ、3つの材料を切りっぱなしでも大丈夫なように少し大きめのまな板です。使用後は効率よく乾かすために立てて置くことを考え、しっかりとした厚みでつくりました。また、動かす際に持ちやすいように側面には凹みを設けています。まな板けずりなどで表面を削ると、小さなキズや黒ずみなどもとれ、きれいな状態で長く使っていただけます。
※こちらの商品は名入れできません。
縦 |
約26cm |
※当店で取り扱う商品の多くは、手づくりの一点ものです。ひとつひとつ、大きさ・色・形が少し異なるものもあります。既存品には無い温かみのある風合いを楽しみたい方にお勧めの商品となります。
また、各商品の写真は出来る限り実物に近いように調整しておりますが、お客様のモニターなどの環境により、色味が変わっている場合がございます。予め、ご了承くださいませ。
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横 |
約42cm |
高さ |
約3cm |
素材 |
朴(ホオ)
※国産材を使用しております。 |
水かぬるま湯で、洗剤をお使いになる場合は、薄めの洗剤で洗ってください。濡れたまま食器棚などに保管するとカビや臭いの原因になりますので、完全に乾いてから保管してください。表面が白く乾燥しツヤがなくなってきたら、 市販の食用オリーブオイルを刷毛やスポンジなどでうすく塗り込んでください。